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ひまじいのボケ談義【生活習慣病】vol.3

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目次

恐ろしや、生活習慣病!

お待たせ!

変わりなく元気に過ごせているかな? そう、良かった。

人間何事もなく元気に過ごせるのが一番だからね。(笑い) 

何事もなく元気に過ごすためにもさ、やっぱりボケたくはないよね? 

勿論俺やあんた達だけじゃなくってさ、自分の身内、特に爺ちゃんや婆ちゃんには

いつまでもボケる事なく元気でいて欲しいもんね。

それを実現するためにもさ、今回はボケ(認知症)に大きく係わっているとされる生活習慣病について

みんなで考えていこうじゃないか。

生活習慣病って云うとさ、みんな何を真っ先に思い浮かべるのかな? 

糖尿病高血圧脂質異常症慢性腎臓炎高尿酸血症と数え上げればキリがないほどまだ他にも

たくさん有る訳だけど、どう、あんた、何か思い当たることがあるかい? 

ハッハハハハ、有るよな、やっぱり。

生活習慣病についてこう訊かれるとさ、たいがい誰だって一つや二つは思い当たることがあるんだってよ。 

勿論、この俺も、な。

気が付いたら糖尿病に!?

俺はよ、四十代、それもまだ前半じゃなかったかな、自分で経営してた会社の定期検診で

糖尿病の疑いがあると云われた訳よ。 

勿論その時の医師には、ちゃんとした検査を勧められたさ。

だけどよ、その頃の俺はまだ若かったからと云うのか、馬鹿だったんだろうな、きっと。

そんなもん大したことないと思って無視しちまったんだよな。

今思うとよ、それが大失敗さ。

糖尿病ってほら、あんた達も知ってるように殆ど表に出ないと云うか、

自覚症状と云うものが全くと云っていいほどないじゃん。

だからよ、医者に忠告されたって云うのにそれを無視してよ、やれ仕事だ、

やれ付き合いだと云ってはしょっちゅう、暴飲暴食の繰り返しよ。

ハハハハハハ、こんな馬鹿みたいな事を何年にもわたって繰り返してたんだもんよ、

結果は云わなくったって分かるわな? 

そうよ、あんたが今思い浮かべた通りの結末よ。 

そんな調子で二十年余りもほったらかして、飲み食いを繰り返していたらよ、

突然具合が悪くなって病院に担ぎ込まれてな。(笑い) 

その時の診察では、糖尿病時の血糖コントロ-ル状態を知るためのヘモグロビン a1c が13,8 もあると云われ、

即入院を勧められて焦ったもんよ。

このヘモグロビン a1c ってヤツは正常値で5,6 から5,9 までで、6 を超えてしまうと

糖尿病の疑いをもたれるんだって。

なのに俺はそれを遥かに超えた 13,8 なんだからよ、如何に糖尿病が悪化してたかが分かるってもんだよな。

ハハハハハハ、ホント、情けないったらありゃしねぇ。

仕事の関係もあって入院は無理と拒否したんだけどさ、だけど、その日を境にして俺は日常の生活とはおさらばよ。

しょうがねぇけどな。 

つらい節制生活の始まり

その日から俺の食生活と云ったらよ、そりゃあもう酷いもんさ。

それまでの半分ならまだ良いやな! 半分どころか三分の一よ。

そのうえにあれはダメこれもダメで味も素っ気もない、カロリ-なんて殆ど無いモノばかりを食わされて、

ハハハハ、堪ったもんじゃないよな?

だけどよ、そうしないと俺は昔居たあの人のように、下手したら両足を切断

いゃ、しなきゃならないかも知れないと云われちゃってさ。

そこまで医者と女房に脅かされちまったんじゃしょうがねぇやな。

俺は必死になって食いたいものも食わずに我慢してよ、そして歩かなきゃダメだと云うもんだから、

毎日二、三時間は頑張って歩いたもんさね。

ハハハハ、どうだい、偉いだろ? 

そんな事ないか、自業自得で仕方がなくてやってただけだもんな?(笑い)

でもよ、おかげさんでそのあと一年くらいで肝心のヘモグロビンa1c も何とか7 点台まで下げられて事なきを得られ、一応俺は助かったと云う訳だったのよ。

と、云う訳でよ、今も或る程度の食事制限は欠かせない訳だけど、合わせて歩くなどして、

まあ、軽い運動も続けてはいる訳なんだ。(笑い) 

怖い、糖尿病三大合併症

ただな、これ以上糖尿病が悪化しないよう頑張ってはいるんだけど、だけどよ、

最近になってどうしても拭い切れない心配があって気が重いんだ。

つまりよ、頑張ってはいると云っても俺の場合は、もうすでに糖尿病による合併症が現れてきやがってるからさ、

ホント云うとまいってる訳なのよ。

糖尿病には主な合併症が三つあってさ。

糖尿病網膜症糖尿病腎症糖尿病神経障害と云って、まぁこれ等三つがいわゆる糖尿病の三大合併症よ。

俺の場合はさ、ものの見事にこの三つが全部揃っちまいやがった。

糖尿病網膜症のせいで目が極端に見えにくくなってよ、何とか手術はしたけど結果は今一だったしね。 

それによ、強度の労作性狭心症で具合が悪くなって、カテ-テルによる手術をやろうとした時も腎臓の値が余りにも

悪くってさ、結局は造影剤がまともに使えないと云う事で手術が出来なかった事も有ったりした訳なのよ。

おまけに神経障害迄患ってしまい、足先が焚火にでも当たってるような感じがして絶えずジンジンとする感じで、

もう、堪りませんわ。(笑い) 

え、何だって? 

『糖尿病を代表する三つの賞が全部とれて、三冠王じゃないか!』だって!?

ハッハハハハハハ、馬鹿云うんじゃないよ! 

プロ野球の三冠王なら賞金が貰えて喜ばしいことだろうけどよ、だけど、

俺が頂いちまった病気の三冠王はただ苦しいだけで何も良い事はないやな。

欲しかったらあんたに全部くれてやるからよ、遠慮なんかしなくっても良いから

根こそぎ残さず持ってってくれや!(笑い)

ハッハハハハハハ、冗談が過ぎたかな? 

と、云う訳で俺みたいに重度の糖尿病を抱えちまって合併症まで出てくるようじゃよ、

同じ生活習慣病患者よりボケ易いんじゃないかと心配な訳なのよ。

ゴメンなみんな、くだらない俺の愚痴ばかりを聞かせてよ。

だけどよ、俺はあんた達にも知って欲しかったんだ。

糖尿病をよ、馬鹿にするなって事をな! 俺みたいになりたくなかったらよ、

糖尿病の疑いがあると云われたらキッチリと早めに治療してくれや。

どうだい、今の俺の話を聞いてさ、あんた達の中にも一人や二人思い当たることが有るんじゃねぇのかい? 

え、無い? そうか、無くて幸い、良かったじゃん! 

俺の若かりし頃みたいによ、あまりにも不摂生な生活を続けていると、

かなりの確率でこう云った生活習慣病(特に糖尿病)に掛かってしまい、

結局は後悔する事になるからよ、あんた達はなるべく規則正しい生活を心掛けてくれやな! 

思ったより多い生活習慣病患者数

知ってるかい?

今現在、この日本で何人くらいの糖尿病患者が居るかをよ。

え、二百万人? いゃ、三百万人くらいは居るんじゃないか、だって? 

とんでもない、そんなもんじゃないらしいよ。

今現在で日本の糖尿病患者数は全国で一千万人近くは居るだろうと云われてるんだってさ。

そして、驚くべきことは糖尿病と医者に断言はされていないものの、

糖尿病の疑い有りと思われてる人たちがそれ以上に大勢居ると云う事よ。

あなたも糖尿病予備軍かも??

まあ、いわゆる〝隠れ糖尿病患者〟と云うんだろうか、違う云い方をすれば糖尿病予備軍って奴だよな。

これがよ、実際の糖尿病患者より遥かに多いのが問題なんだってさ。

と、云う事はこう云った糖尿病予備軍がどんなに少なく見積もっても、

日本全国に最低でも一千万人以上は居ると云う事になるわな。

と、なると、糖尿病に関りを持ったこう云う人たちだけで、全国に最低でも二千万人以上は居ると云う計算だから、

尋常ではない訳なのよ。

しかし、これはよ、あくまでも糖尿病に関してだけの話なんだぜ。

これに糖尿病以外の生活習慣病患者を含めて考えてみるとさ、その数はいったいどれくらいになると思う?

恐ろしい数字になることは、明々白々なんじゃないのかな! 

たんにさ、糖尿病を含めた〝生活習慣病の疑い有り〟とされる人が日本全国で

三千万人くらいは居るとして考えてみな? 

そうすると日本の人口は一億人ちょっとなんだからさ、三人に一人弱の割合で生活習慣病

掛かってるって事になる訳じゃんか。

いゃ、考えようによってはまだその濃度は濃いかも知れないんだぜ。

何故なら、未成年の人たちにはその心配は殆どない訳だから、それを除外して考えると・・・・な? 解かるだろう?!

と、云う事はさ、若いからまだ大丈夫と思って安心しているあんた、あんたも〝油断は大敵〟って事なんだぜ! 

もうすでに生活習慣病の仲間に入り掛けているかも知れないと云うリスクが有るんだからよ、悪い事は云わねぇやな、たった今から節制しようや。

生活習慣病が認知症の呼び水になる!?

糖尿病だけに限らずこの生活習慣病を患った人たちも、全く同様に普通の人よりは

数倍も認知症になり易いと云うんだからよ、な?! 

ハッハハハハ、今の俺はとても人様どころではないんだけどさ。

だって、俺はよ、同じ生活習慣病でももうすでに結構重度の糖尿病を持ってる訳じゃんか、だから、

もういつボケてしまってもおかしくないんだからよ。

あれ、あんた、今笑ったな? 

そうか、ハハハハ、今にもボケちまいそうな俺がよ、もっともらしく人の事を心配して云うもんだから、

それが聞いていて可笑しかったんだな? 

確かに俺は、人に忠告ぶった事を言ってる場合じゃないとは思うんだ。

だけどさ、だけど俺の体験を活かして一人でも厄介な病気から救われるんなら、

それならそれで俺は良いんじゃないかと思ってるのよ。(笑い)

出来ればやめよう、タバコ

やっぱりお節介なんだろうか? ハッハハハハ・・・・、お節介ついでにもう一つあんたに訊くんだけどよ、

あんた、タバコは吸ってないよな? 

え、吸ってない。そうか、良かった、吸ってないんなら良いんだ。

タバコはよ、〝百害あって一利なし〟って云うからよ。

タバコを吸い続けるとよ、をはじめ脳卒中虚血性心疾患などの循環器疾患慢性閉そく性肺疾患(COPD)や、

結核などの呼吸器疾患等へ繋がっていくと云うからさ、まさに百害あって一利なしなのよ。 

こう云った感じで、ただでさえタバコは身体に悪いじゃん。

そのうえ、ほぼ間違いなくさっき云った生活習慣病に繋がり易いと云う話だからさ、

タバコなんか吸ったって何も良い事はない訳なのよ。

え、何か言った? 

『偉そうに云ってるお前は、タバコを吸ったことはないのか?』だって?

いゃあ、やっぱりそう来たか、痛いとこ突くね!(笑い) 

ゴメン、正直に言うね。

実を云うと俺さ、結構なヘビ-スモ-カ-で昔はと云うか、身体を壊すまではかなり吸ってた訳なのよ。

昔はさ、今みたいに余り煩くはなかったからな。 

歩きながらのタバコも OK だったし、くわえタバコも日常茶飯事でよ、当時はタバコに関しての規制は

何にもなかったから、みんなそんなもんよ。

特によ、徹マン(徹夜マ-ジャン)なんかやると尻から煙が出るほど吸ったもんさ。

ごめんよ、下品な言い方をして。(笑い) 

だけどよ、タバコは良くなかったんじゃないかな、やっぱり。

気管支喘息にはなるし、血圧や心拍数が上がって心臓には良くないと聞かされるしな、

悪いことばかりで今思うと後悔ばかりって云うところよ。

と、云う訳でさ、【生活習慣病は怖いよ、とにかく気を付けようぜ!】

と云う事で今回はこれで終わりって事にしましょうや。

次回はさ、睡眠の大切さについて話していこうと思うんだ。

じゃあ、又宜しくね!

乞うご期待

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